20230713

 誕生日だった。近所のケーキ屋さんでロールケーキを購入。ここのケーキ屋さんのロールケーキは病気になる一歩手前の時期に食べたものだったから、なんとなくトラウマな気がして避けたかったけれど、両親ともにそれにするとのことで私も同じものを食べることにした。誕生日には、みんなで同じものを食べておいしいと言い合うのもひとつの醍醐味だと思う。

 こうやって自分で勝手にトラウマ化しているようなもの、ことが気づいていないだけでたくさんある気がする。特に音楽には感情が乗りやすいみたいで、一番体調が悪かった時期に聞いていた「Fearless」「LOVEDIVE」はなかなか聴く気分になれない。(ちなみに最近LOVEDIVEはショート動画で流れてきたSEVENTEENスングァン歌唱バージョンを聴いて克服した)

 トラウマ化したものは、無意識のうちに避けてしまう。最近は快特列車に乗れなくなってしまい、長距離の移動が厳しくなってしまった。電車の中で一度発作を起こしただけなのに、それ以降同じことが起きることは殆ど無いに等しいのに、自分の中で危険信号を灯してしまう。その危険信号が消えない限り、私は発作を起こし続けてしまう。

 簡単に言ってしまえば脳の神経伝達のバランスが崩れているから仕方ないのかもしれないけれど、自分の思い込みが自分の首を絞めているようで苦しい。一度の成功体験では調子に乗れないのに、一度の失敗体験はじゅくじゅくした傷になる。以前同じようなことになった時、突然傷は癒えたのだけれど、またかさぶたを剥いてしまったようだ。最近は湿潤療法がいいって言うし、脳の絆創膏もキズパワーパットにしてください。

 

 誕生日(だからというわけでもないけれど)プレゼントに、Surface go 3 を買った。もう少しで型落ちになるみたいで、少し安くで買えてよかった。

 かねてからペン付きタブレットに興味があったけれど、決定的に欲しい理由は見当たらなかった。最近になってOne Noteでノートを取るようになり、手書きもできたら活用の幅が広がりそうだと思って購入した。

 もともとAndroidタブレットを買って、大学のライセンスでofficeを使おうと思っていたけれど、大学のofficeの契約が自分の条件とは合わなかったために断念。それは置いておいても、AndroidタブレットはいずれAndroidのアップデートが来なくなるし、長く使うためにsurfaceを買ってよかったな、と思っている。ただ、surfaceペンの電池の規格が日本にはない単6電池なのだけ残念。単4とかでなんとかならなかったのか。まあAmazonで買えるみたいだしいいか。

 それでも使い勝手はいいし、メモを取るのに躊躇がなくなったのがよかった。電子書籍も読みやすいし、特に青空文庫を読むのに重宝している(前は紙にコピーして読んでいた)。青空文庫もアプリがあるんですね。文字の大きさを変えられたり、検索機能が充実してたり、履歴機能があったり、ボランティアだろうに大変ありがたい。早速「銀河鉄道の夜」や「坊っちゃん」を読み直している。